BLドラマCD「桔梗庵の花盗人と貴族」BLドラマCD「桔梗庵の花盗人と貴族」 (お勧め度★★★★☆/評価85点) 千葉重貴(小西克幸)×芦名胤人(福山潤) 優(岸雄大輔) ※重貴×優もあり 芦名宗篤(平川大輔) 諏訪硯徳(花輪英司) 馬渡(三浦潤也) 遠野春日先生の貴族シリーズ第4弾、らしいです。 私は第1弾で、檜山×置鮎さんの「貴族と熱砂の皇子」しか聴いたことないんですが、 貴族をテーマにしたドラマCDシリーズとして続いているみたいです。 一つの作品の続き物という訳ではなく、別にその作品が人気あってドラマ化の要望が強かったからじゃなく、 書いた物が即CD化というスタンスで、一人の作者がこういう優遇扱いされるって私は好きじゃないんですが、それはおいといて、 今回は重貴による脅迫から肉体関係が始まって、けど気付かぬ内に恋も芽生えて・・・という話です。 2人とも不器用で意地を張ってばかりで、気持ちが通じ合うのは最後の最後だけど、音楽が良いせいか、 その辺りの気持ちの盛り上がり方はなかなか良かったです♪ ただ遠野先生にしては珍しく?Hが思った以上にハードで鬼畜入ってます。 重貴の苛めっぷりが惚れた相手に対するには少々いきすぎというか、 もう少し手ぬるくても良かったと思います。 ちなみにブックレットの作者コメントより、 (シリーズ第2弾の)「愛される貴族の花嫁」でも主役を演じて頂きました声優にお願いしたのですが、 前とはまったく違う演技をしていただいて、すごいなぁと感嘆いたしました。」 すみません!私は全く同じに聞こえました。(爆) ↑のCDは聴いてないですが、福山さんの演技っていつも同じだと思うんですよね・・。 いつも受けだからでしょうが、全く違うってことはないと思う。 更に岸尾大輔さんもシリーズ第3弾の「華は貴族に手折られる」では主役やって、 今回は重貴の学生時代からのセフレ友人として出てきてて、同じくコメントにて触れられてるんですが、 この2人はいつもと変わらないと思うんですよね~。 それより、今回私が褒めたいのは平川大輔さんの方です。 平川さんもそこそこ聞いてる声だとは思うんですが、宗篤役の平川さんの弟ぶりは良かったです。 この弟、実は兄の胤人にずっと兄弟以上の想いを抱いていたけど、 タブーを犯す勇気はなくて、重貴に先を越されて口惜しいけど、むしろちょっとホッとして、 兄が幸せになってくれるならそれが一番という見上げた弟です。 こういう場合って、煮詰まった弟が兄にせまってくるパターンもBLには少なくないので、 それは良かったです。 で、トーク。司会は岸尾さんだったんですが、ぶっちゃけ一言で言うと・・・・だらだら? 特に最後、福山さんとはだらだらトークし続けて、プロデューサーから巻きが入ってる始末。 また福山さんが「花盗人は結局どこにいたんでしょう?皆さん探してみて下さい」って訳の分からん事を。 それは当然、小西さんがやってるキャラの事でしょ・・・・・。 小西さんキャラも武士上がりとはいえ貴族なんだけど、そういう問題じゃなくて、 品行方正で美貌の貴族の御曹司を少々強引に落とす攻めキャラという辺りが花盗人と比喩されてるだけっていうか、どこにいるも何もねぇ。 大体「桔梗庵の」とちゃんとタイトルにすら表れているのに! 別に福山さんが嫌いで文句を言っている訳じゃないんですが、主演の人がそれ?と少々ガックリきました。(>_<) |